
ふぇみん2020年5月25日号(3254号)
300円
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20200525.pdf
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1面インタビューは、
元「慰安婦」の李玉善(イ・オクソン)さんの半生を描いたグラフィック・ノベル『草』(キム・ジェンドリ・グムスク作)を翻訳した都築寿美枝さん。中学校の保健体育教員として「戦争と性」をテーマにした教育を実践してきた都築さんの原点は?退職後は
ソウルに留学し、「草」に出合うー。
中面は、
・新型コロナとジェンダー。ウィルスは平等にやってくるけれど、その影響は平等じゃない、より脆弱な立場の女性たちに。DVの増加、家庭内ケア労働の負担拡大、非正規労働者が多いことからの経済的打撃と貧困…コロナの影響をジェンダーの視点から分析し、政策に生かす必要性について!
・アンケートが明らかにするコロナと介護、経営難や高齢者の心身不調、デイサービス休業などによる家族介護の負担増など。
・フランス在住ジャーナリストの飛幡祐規(たかはたゆうき)さんによる、ロックダウンが緩和されたばかりのフランスからの現地ルポも。フランスでは感染者14万人以上、死者2万8000人以上。結局、フランスで起きた医療現場の人員・物資不足、高齢者施設での死者続出は、ここ20年の規制緩和や福祉や公共サービス削減の経済政策がもたらしたものだった・・・って、これって日本もじゃん!!!
・他にもナガノハルさんの連載「こんな私ですがフェミニストです」などなど。