


ふぇみん2021年5月15日号(3286号)
300円
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20210515.pdf
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目次
1...空襲被害者の救済を求める 河合節子さん
[生き残った者の務めとして]
2…コロナ禍 「女性による女性のための相談会」開催
3…「もの言う女に対する嫌がらせ」に声を上げる
4…新連載 南北を超える美術
5…「核廃絶」を訴える拠点が福島県楢葉町に誕生
6…film『ハイゼ家 百年』
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1面巻頭インタビューは、空襲被害者の救済を求める河合節子さん。
東京大空襲で、母・ゆみさんと3歳の弟・昭義さん、1歳半の弟・勲さんを
失った河合さん。父は顔中に火傷が。「みんな名前がありました。それを束にして10万人が亡くなりましたと言われても、納得できないですよね」。
軍人軍属以外、空襲被害者と遺族には国から何の補償もなく、東京大空襲訴訟の
原告にもなりました。しかし「被害は国民が平等に受忍すべき」という受忍論などで敗訴。
「人任せにしていると、あの時代に逆戻りするんじゃないですか」と河合さん。
オリンピック、コロナ禍・・・政府の独走と無策の果てに、人が犠牲になっても、一方的に「受忍」させるこの国の有りようは変わっていないと思います。
中面は・・・
・コロナ禍「女性による女性のための相談会を開催
・もの言う女性に対する嫌がらせ・ヘイトに声を上げる
・障害を持つ母娘の往復書簡、連載「遊歩と宇宙の公開ラブレター」
・新連載!古川美佳さん著「南北を越える美術」
ほか
●映画評は、きたおかみつこさんの評で、トーマス・ハイゼ監督「ハイゼ家 百年」。
●竹内佐千子さんの4コマ「ゆりばら」は、出産したい??仲良し4人組、聞けないことが増えてきた?