



ふぇみん2021年3月15日号(3281号)
300円
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20210315.pdf
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目次
特集 福島原発事故から10年
1...福島原発告訴団団長 武藤類子さん
[繰り返し被害者だと認識し続けたい]
2、3…原発被害者の声
4、5…甲状腺がん/避難者住宅問題
6…film『フィールズ・グッド・マン』
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3月15日号のふぇみんは、「特集 福島原発事故から10年」。
巻頭インタビューは、原発事故から半年後の「さようなら原発集会」で、「私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です」と演説した、福島県三春町在住で、福島原発告訴団団長の武藤類子さん。
チェルノブイリ原発事故以来、ずっと女たちによる脱原発運動に携わってきた類子さんです。「復興」や「希望」・・・「複雑で見えにくくなった現実」の前にそれでもなお、「仕方がない、こんなものだとあきらめることなど絶対にしたくない」と語る類子さんにお話を伺いました。新著は、『10年後の福島からあなたへ』(大月書店)。
他に、原発被害者の方の声、甲状腺がんの今、ますます避難者を追い詰める住宅供給問題など。
「避難者と言ってはいけない空気を感じます」「失った暮らしを思うと、童謡〈ふるさと〉が歌えない」「日本で9基の原発が動いている。自分がいつ被災者になるかもしれないという危機感をもってほしい」・・・今こそ胸に刻みたい言葉です。
●映画評はアーサー・ジョーンズ監督のドキュメンタリー映画『フィールズ・グッド・マン』。ネット上で大人気になったカエルのキャラ・ペペが、SNSで拡散される間にヘイトのシンボルに?!
●竹内佐千子さん著4コマ『ゆりばら』は、10年前の3月16日に生まれた担当さんの赤ちゃん!